面倒なタイヤの履き替えをしなくなって、もう2年以上経ちます。
当初、半信半疑だったオールシーズンタイヤを実際に使用してみた感想をまとめてみます。
結論から言うと、私の場合、全然問題なし!
タイヤの履き替えは面倒
今までは、冬になったらスタッドレスタイヤに、夏になったらノーマルタイヤに、一年に2度、車のタイヤを履き替えておりました。
だいたい天気の良い休日に自分でやるのですが、ゆっくりやっても1時間程度あれば作業はできるので、それほど大した作業ではないものの、その頃になると少し憂鬱というか、「ああ、履き替えなきゃな…」とか、「いつやろうかな…」とか、少し憂鬱になったものです。
人に頼めば楽ですが、お金も時間もかかりますから、何らかのコストは負担することになります。
履いていないタイヤの保管場所の確保や保管費用の問題もあります。
どのみちタダではありません。
雪はいつも突然降ってくる
私の居住する地域では、例年、雪は1年に1〜2日降る程度で、降っても積もることは少ないです。
近年は全然降らない年もあります。
でも、公共交通機関があまり発達していないので、いざという時に備えて、たとえ雪の日でも動ける状態にしておく必要があります。
それは仕事かもしれないし、子どもを病院に連れて行くことかもしれないし、スーパーマーケットに買い物に行くことかもしれませんが、いずれにしても安全に移動できる手段は確保しておきたいものです。
降らない年もあるならとりあえずノーマルタイヤで過ごしておいて、雪が降る予報が出てから直前に履き替えれば? と思う人もいるかもしれませんが、天気予報は意外と直前になって突然言うケースが結構あります。
「明日雪が降ります」と前日に言われても、仕事の都合でタイヤを履き替える時間が取れないないかもしれないし、寒くなってから作業するのは大変だし、人に頼もうにも雪予報の直前は非常に混み合うので、やはり履き替えるなら予め履き替えておくのが無難です。
私の使用しているオールシーズンタイヤの概略
・メーカー DUNLOP(ダンロップ)
・商品名 「ALL SEASON MAXX AS1」
・特徴 DRY、SNOW、WETのいずれでも走行できるため、一年中使える全天候型のタイヤ
・性能 雪上ブレーキ性能 49%UP、ウエットブレーキ性能 10%UP(同社の夏タイヤ「エナセーブ」との比較において)
・価格 約20,460~40,920円/本(タイヤサイズ195/65R15の場合)
・耐久性 30,000㎞程度
・弱点 過酷な積雪路、凍結路は走行できない
詳細につきましてはメーカーのホームページ(ALL SEASON MAXX AS1)を参照してください。
オールシーズンタイヤを実際に使用してみた感想
- ちょっとした雪道なら問題なし
- タイヤ交換の煩わしさから解放される
ちょっとした雪道なら問題なし
一番懸念していたのは、やはり雪道での性能です。
オールシーズンタイヤにしてから2年の間に複数回雪が降り、たまたま雪の日に山間部へ行く用がありまして、ちょっとした雪道を走行する機会がありましたが、特段問題は感じられませんでした。
凍結路面は走行できないと聞いていましたが、実際に路面が凍結していると思われる道を走行してみた際も、特にスリップしたり走行上の問題を感じることはありませんでした。
お住まいの地域の気候にもよりますが、私の場合は、オールシーズンタイヤで全然問題ありませんでした。
ただし、過酷な積雪路や凍結路を走行する場合は、やはりスタッドレスタイヤかタイヤチェーンの装着をするべきだと思います。
タイヤ交換の煩わしさから解放される
安全面を考えると、過酷な積雪路や凍結路さえ走らなければ、オールシーズンタイヤはノーマルタイヤよりもむしろ安全に走行できます。
金銭面でみても、夏と冬とタイヤを2セット購入するよりも、オールシーズンタイヤ1セットの方が経済的です。
精神面においても、毎年タイヤの履き替えのことで煩わしい思いをすることから解放されますので、気分良く過ごせます。
私にとって一番のメリットは、この「煩わしい思いから解放されたこと」です。
毎年のタイヤの履き替えに不満を感じてらっしゃる方は、今後タイヤ購入の際は、オールシーズンタイヤも候補に入れて検討してみてはいかがでしょうか。
オールシーズンタイヤで「心の平穏」が得られるかもしれませんよ。