お金に対する「漠然とした」不安を少なくする方法

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お金に対する不安を抱えている人は多い。
私自身も、お金に対する不安を抱えている人の一人ですが、以前に比べると不安は少なくなってきているように思います。
この記事では、お金の不安を少なくするために私がとった方法を紹介します。

「漠然とした」不安→「個別具体的な」不安、に置き換える

独身の頃、お金に対する不安は皆無(というより、単に何も考えていなかっただけ)でしたが、結婚後、急にお金に対する「漠然とした」不安を感じるようになりました。ざっくり言うと、自分の稼ぎで家族を(妻子を)養っていけるのだろうか、という類いの不安です。
何となく大丈夫なような感覚はあるものの、当時は特に数字の裏付けもなかったので、確信を持てず漠然と不安に思っていました。
漠然と何となく不安に思う気持ちというのは、そのままでは持て余してしまう問題です。

例えば、牛一頭を丸ごと与えられたとして、さぁ食べろ、と言われてもいきなりかぶりつける人はなかなかいないでしょう。
まずは適当な大きさに解体して、さらに調理しやすいように小さく切って、調理後、一口大に切り分けてからいただくのが常道だと思います。
それと同じことです。

私にとってお金の不安は牛一頭に匹敵するくらい大きい問いで、まるでどこから手を付けていいものか分からずただただ戸惑っていましたが、あるとき、「漠然とした問いは、漠然とした答えしか導けない」と思い立ち、一旦、もっと「個別具体的な」問いに置き換えて考えることにしました。
とりあえず、自分が扱えそうないい感じのサイズまで不安のレベルを小さく分解することにしたのです。

問い「1ヶ月分の給料で1ヶ月分の生活費はまかなえているか」

「個別具体的な」不安を一つずつ個別に撃破していく

上記の問いに対する答えは、例えば次のようになります。

答え「通帳残高が1ヶ月前(あるいは1年前)より増えていれば、たぶんまかなえている」
(=キャッシュフローが毎月プラスである限り、滅多に破綻することはない。)

…と、こんな具合にやっていく訳です。

他にも、住宅資金や教育資金、老後資金など、大小たくさんのお金にまつわる不安がありましたが、上記のように、小さな問いにまでレベルを落として一つずつ個別に撃破していくことで、時間はかかりましたが、結果的に不安を少なくすることができました。

とはいうものの、当初よりはだいぶ少なくなりましたが、お金に対する不安は残念ながらいまもまだ完全になくなったわけではありませんので、これからも勉強しつつ、考えつつ、地道にやっていきたいと思います。

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